JP 36
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Q8:
水没事故の原因を教えてください。
A8:
水没事故は主に下記のことが原因で起こります。特に念入りに確
認してください。
1 Oリングの取り付け忘れ
2 Oリングの一部または全部が溝からはずれていた
3 Oリングの傷、変質、または変形
4 Oリングへの砂・繊維くず・髪の毛等異物の付着
5 O リング溝、前蓋部O リング接触面への砂・繊維くず・髪の毛
等異物の付着
6 プロテクターを密閉する際の、ストラップ、シリカゲル包装袋
等の挟み込み
7 船上から海へ放り投げたり、プロテクターを持ったまま水中に
飛び込む等プロテクターに瞬間的に強い力がかかった時。水中
に入る際は手渡しを行うなど衝撃を与えないようご注意くださ
い。
Q9:
Oリングメンテナンスの注意点を教えてください。
A9:
下記の点にご注意ください。
1 Oリングはクリーニングの際にアルコール・シンナー・ベンジン
等の有機溶剤や化学洗剤の使用は避けてください。これらの薬品
を使用するとOリングが変質し劣化を速めます。
2 グリスはオリンパス純正のシリコングリス(白キャップ)をお
使いください。PT-008までのプロテクターに付属のグリス(赤
キャップ)や他社製のグリスは本シリコンOリングに適してお
りませんので、使用すると表面が変質して防水機能を損なうこ
とがあります。
3 長期間使用しない時はO リングの変形を避けるためにOリング
をプロテクターからはずして専用グリスを薄く塗り、清潔なポ
リ袋等に入れて保管してください。再度使用する場合は O リン
グに傷・ひび割れがないこと、弾力が十分にあること、表面が
べとつく等の異常が無いことを確認した上で専用グリスを薄く
塗り直してご使用ください。グリスは塗りすぎても防水機能や
許容耐圧は上がりません。かえって砂やゴミなどが付き易い結
果になります。薄く均一に塗ることで最大の効果を発揮します。
4 Oリングは消耗品です。少なくとも1年に1回は交換するように
してください。
PT043_JP.book 36 ページ 2007年12月7日 金曜日 午後5時25分
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